忘れもしない私が通訳だった頃のお話です。
日本人のビジネスパーソンがいっぱいのミーティングに出席する、イギリス人男性の通訳を担当した時のこと。
話し手の日本人が1枚のスライドをオーディエンスに見せた瞬間、イギリス人男性が私の方を見て一言…
“Jesus Christ! I don’t know where to look!” (「どこから見たらいいんだよ!!」)
彼の言う通り、そのスライドは文字で覆いつくされ、聴き手を混乱させるスライドそのものでした。
さて、あなたはパワーポイントを作成する時、どれくらい時間を費やしますか?
メッセージを分かりやすくクリアに発信できている自信はありますか?
聴き手を説得できる内容ですか?
以前「日本人が行なうプレゼンで一番課題とされるものは何か?」というアンケートを実施したことがあります。その結果…栄えある第1位に輝いたのが、「スライドの文字が多すぎる」という点でした。
以来、私のクライアントにはスライドを整理してシンプルにするよういつも伝えています。
先日、家の片づけをしていた時にふと思ったことがあります。Dana K. White著の”Decluttering At The Speed Of Life”のオーディオを聴きながら作業をしていたのですが、日本の「断捨離」というコンセプトをパワ―ポイントにも応用できないものかと。
というわけで、Sasuga! Podcast Episode 94では次のことをお話しします:
- パワーポイントで何を具体的に断捨離すべきか
- 「スライドに全部載せないと話すことを忘れちゃう…汗」を手放す
- メッセージが簡潔でクリアになる、説得力UPのための「微調整」とは
Podcastリスナーですか?
英語のオンラインミーティングやプレゼンテーションでもっと堂々と、自信に溢れ、説得力を持った話し手になりたくありませんか?
新コースSpeak Like An Expert Onlineでは次のことを学ぶことができます:
- 聴き手に響くメッセージ – 聴き手の分析の仕方
- 聴き手に分かりやすく、心を通わせられる – 緊張を克服する方法
- 話の論点を見失わない – メッセージの構成方法
- 聴き手を引き込み、要点を明確にする – 効果的なボディランゲージと声のトーン
- 聴き手を混乱させないスライド – 効果的にメッセージを補足する「伝わるパワポ」の作成とその活用方法
And more!